ということでセットアップした Google Home miniですが、劇的に生活が便利になったわけではなく、その上質問したことの半分以上は「よく分かりません」とか「もっと勉強します」と言われることも多いです。だんだんジジイになってきた編集人としては、自分の滑舌がよくないせいかと思うこともあります。
とはいえ、いろいろ便利な機能もあります。最近は編集人の息子（中学生）も宿題の調べ物や英語や国語の辞書代わりに使っています。
以下、よく使う機能とコマンドを列挙してみます。
●Bluetoothスピーカー
Bluetoothでタブレット端末などから機器を探すと、最初に設定した名称でBluetoothスピーカーとして認識され、機器リストに表示されます。そこからペアリングすると音楽配信サービスやインターネットラジオなどの再生などに使用できます。Google Home miniの場合、サイズが小さいということで、音質は悪くはないけどそれなり、というところです。
●時計
「今、何時？」と聞けば、現在時刻を教えてくれます。
●アラーム、タイマー
「明日の朝6時にアラームを鳴らして」とかカップ麺にお湯を入れて「3分後に教えて」というと、時間を測ってくれます。アラームが鳴ったら「OK Google」と呼びかけ、「アラーム止めて」というと、アラームが止まります。
●翻訳機
日本語の単語または短いセンテンスと翻訳してほしい言語を指定すると、外国語で話してくれます。たとえば「私は知りません、を中国語で」とかで翻訳して発話してくれます。英語以外は本当に合っているのか分かりませんが、おそらくGoogle翻訳のレベルに近いものと思います。ただし編集人の英語の発音は相当悪いようで、英日で翻訳させようとすると、「すみません、よく分かりません」と謝られることが多いです。
●ニュース
「最新ニュースを教えて」というと、直前のNHKのラジオニュースや日経ビジネスニュース、その他ラジオの音声ニュースを再生してくれます。再度 「OK Google」と呼びかけ、「ニュースを止めて」というと終了します。
●天気予報
「今日の天気は？」とか「明日の天気は？」と訊くと、今いるエリアの天気を教えてくれます。「明日の大阪の天気は？」とかエリアを指定することもできます。
●スケジュール
Googleのアカウントを持っていてGoogleカレンダーにスケジュール登録しておくと、「今日の予定は？」とか「今週の予定は？」と訊くとカレンダーに登録されているイベントを教えてくれます。ただまだカレンダーへの入力はできないので、秘書というにはやや役不足です。
●為替
「今、ドル円はいくら？」と訊くと、最新のドル円の為替レートを教えてくれます。「１ユーロはいくら？」とか主要な先進国通貨の為替レートも回答してくれます。
●株価
「トヨタ自動車の株価はいくら？」とか「7201（日産自動車）の株価はいくら？」と訊くと、最新の株価を教えてくれます。
●時候の挨拶
正月に「新年あけましておめでとう」と話し掛けたところ、きちんと正月の挨拶を返してくれました。
●人名
有名人などについて訊くと、「●●について教えて」と訊くとウィキペディアの情報の冒頭を読み上げてくれます。ただあまり有名でない有名人とかスポーツ選手だと分からないことも多いです。
●レシピ
音声だけなので不便ですが、「肉じゃがのレシピを教えて」とか訊くと、料理の作り方の手順について答えてくれます。
●BGM
音楽をかけてもらうことができます。ただしGoogleアプリからデフォルトの音楽サービスを指定しておく必要があります。編集人はAmazonの音楽サービスに入っていますが、そちらとは反目しているので利用できず、不便ではあります。
●スマート家電
コントローラーと組み合わせれば、照明や冷暖房のスイッチを入れることもできるのですが、今のところコントローラを持っていないので、自分でスイッチを入れています。このくらい横着しないで自分でやるべし、とは考えていますが。
うまく伝わらないこともありますが、あまり自然な言語にしようとしないで、「ニュースを教えて」というように、１）利用したいサービス名と２）簡単な命令語のシンプルな言い方が解釈しやすいようです。
これらの情報は全てGoogleのクラウドシステムで日々システムに学習させているので、データが蓄積されてくれば、いずれもっと色々な情報提供やサービスがなされるとは思います。
またシステムのソフトウェアも適宜バージョンアップされて、もっと高性能になっていくのではないでしょうか。今後ともいろいろ使ってみて、面白い使い方があればまたご紹介したいと思います。
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