こんにちは。IT/経済ジャーナリストで投資家の渡辺です。
AIに対する意識や利活用に関する面白いアンケート結果を見たので、ご紹介します。
エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」が、21~60歳の製造業エンジニア275人を対象に実施したものです。
リンク:http://engineer.fabcross.jp/archeive/180205_ai.html
文系サラリーマン的な感覚だとAIに仕事を奪われて路頭に迷うのではないかという懸念が根強くありますが、すでに業務で実際に導入している製造業のエンジニアの方の意見では、かなり好意的に捉えている結果が出ていました。
それによると、「AIによってクリエイティブな仕事に専念できる」(46.2%)など、製造業エンジニアの7割以上がAIの進化を前向きに捉えているということです。中には不可逆な変化であれば、積極的に乗るしかないという消極的な肯定も混ざっているとは思いますが。
またすでに17.5%の方がすでに業務で活用しているという実態が見られました。
データを読み込ませて認知力を鍛えていくディープラーニング技術についてはそれなりの実効性が得られており、ある程度用途が限定的であれば、AIは実用化されているということです。
また自分の仕事をAIに取られてしまうと否定的に捉えている方は24%、すなわち4人に1人もいない反面、クリエイティブな仕事に注力できるなど期待感を持つ方は過半数になるとのことで、編集人の肌感覚とも合っている気がします。
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