潰れた(ナメた)ネジ頭をネジザウルスGTで外す

ライフハック

ジャンク物が好きなので、よく古いデジタル機器やオーディオ機器を買ってきて、遊んでいます。

古い機械を蘇らせたいが・・・

先日は、ハードオフのジャンクコーナーで動きそうな古いPS3を3,000円で買ってきて、今更ながら昔のPS1や2、3のゲームをしたり、地上波テレビチューナーユニットtorneを繋げて、地上波チューナー&レコーダーとして使ったりしています。

とはいえ、最初についていたハードディスクが60 GBしかなくて、レコーダーとして使うには、少なすぎるので、家に余っていた古い1Tのハードディスクに入れ替えることにしました。

本当はSSDが欲しかったのですが(涙)

とりあえず、本体の下にあるハードディスクドライブの接続口を開けて中のハードディスク金具を取り出しました。

金具から、2.5インチハードディスクドライブを取り外そうとしたところ、ネジ山が潰れていて、ネジが回せないことに気がつきました。

最初はサイズの違うプラスドライバーを使ったり、広い方の溝に合う大きさのマイナスドライバーを入れてみました。それでも動きません。

次に、PCパーツの小さなネジなので、ラジオペンチやプライヤーでネジの頭を掴んで回してみました。しかし滑ってしまい、空回りするばかりです。

自分の人生、そういえばいつも空回りだな、と思い、少し悲しくなります。

仕方がないので、1Tのハードディスク直接挿してみました。上下と後ろに隙間があります。

上下の隙間があったのは、ボール紙を2つ折りにして、後ろの隙間をAmazonのダンボールをカットしたものを四角く折って入れたところ、ぴったり入りました。

見た目は無様ですが、面白いので、SNSにアップして友人に見せていました。

”天の声”でネジザウルスを買う

すると、今や家電評論家として全国区となった。昔の先輩から、助言をもらいました。

なんと、潰れたネジを回する専用の工具があると教えてもらいました。

それがネジザウルスという商品です。

正規品やOEM品と思われる、同じ名称で販売元が異なるもの。さらにパチモンと思える激安のもの等、いくつかありましたが、ちょうどいいサイズで、正規品より少し安いOEM品と思われるものをアマゾンでゲットしました。

その先輩の助言によると、事前にネジの谷間に、クレ5 5 6を付けて馴染ませておくと、よりスムーズに回るとのことでした。

今回は、特にそのようなことをしなくても、小さな電子部品のネジをしっかりとネジザウルスの、肉食獣の牙のような先端のギザギザが咥えてくれました。

最初は少し硬く感じましたが、少し力を入れてぐいっと回したら、ネジが動き.あとは、普通にすぐに回して、ついに頭の潰れたネジを外すことができました。

まとめ

ネットで調べるといろいろなやり方が書いてありますが、パソコンや周辺機器、オーディオ機器はもちろん、小型家電など、大きくないネジの機器については、これ1つあれば、けっこう幅広く対応できるのではないかと思いました。

これまで為す術もなく、取付金具を切断したり壊したり、最後は諦めて機器を廃棄したりしていましたが、今後はこれで対応しようと思います。

ちなみに機械いじりが趣味のその先輩によると(あ、彼ほどではないけど自分もか・・・)、しょっちゅう機械をいじっているとけっこうな確率でネジをナメてしまう(ネジ山を削ってしまう)ことがあるそうです。

ということで、ネジにぴったり合ったドライバーを使う、力任せにやらず慎重に回す、ということは日頃から心がけていきたいと思いました。

それでもダメなときは、また工具箱の奥から、このネジザウルスGTを出してきて使おうと思います。

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