【手順説明】LINEMOのiOSからの乗換apn設定

LINEMOの設定 サービス

ずっとソフトバンクユーザーでしたが、毎月8千円とか1万円とか払っていました。家族分も入れると、2万3千円くらい毎月払っていました。

とかいいつつ、ソフトバンクではテザリングができないので、安いAndroid端末をルーター代わりに楽天モバイルも使っているのですが。

<参考>
楽天モバイルをUMIDIGI Powerで使うのは少し手間が掛かる

これではさすがに勿体ないので、老母や子供はLINEモバイルに移行させましたが、それでもまだ1万7千円とか普通に払っていました。とはいえ、Yahoo!ショッピングでよくオーディオとか音楽系の機材とか買うので、ソフトバンクユーザー向けの割引とかは重宝していました。

それでも、さすがに通信費は減らしたいと思っていたところに、ソフトバンク(だけでなく、大手キャリア3社全部でしたが)が3千円程度の格安プランを出してくる、しかも早期申込みでいろいろ特典もある、ということで、これを機会に自分も格安SIMに乗り換えることにしました。

よくよく見ると、ソフトバンクブランドでなく、LINEモバイルになること、そしてソフトバンクの特典やポイントも全部リセットされるとのことで、故事成語でいうと「羊頭狗肉」という感じでした。まあ、利益率を落とさず、値段を安くしろという要請を両立させるには、これが合理的な選択だったのでしょう。

回線の暗証番号が必須

さて、サービス開始となって、案内メールが届きました。何だか面倒でしばらく放っておきましたが、さすがに期限もあるので、手続きしました。2日後に、佐川急便さんがLINEMOの封筒を届けてくれました。中にはSIMとカンタンな説明書が入っていました。

事前にスマホをSIMフリーにしておくこと、また契約時に設定した回線の暗証番号が必要だとあります。

ただし、過去に老母と子供のLINEモバイルのセッティングをしていますが、ソフトバンクの端末は、同じ周波数バンドを使っているのでそのまま使えるはずです。

むしろ契約時に設定した回線の暗証番号をどうするかが問題です。契約時の書類をちゃんと保管してあればいいのですが、ない場合はソフトバンクのサポートとかに連絡して再発行してもらう必要があります。自分は幸い。控えてあったので大丈夫でした。

まずはマニュアルに沿って、0800-919-3448に電話します。これは番号を持ち越す人用です。自分の携帯電話の番号と、ここで回線の暗証番号を入力します。要は電話番号の誤りとか不正入力とかを防止するために、暗証番号を入れるわけです。

ここで確定すると、もう元の番号には戻れないため、何度か「本当にいいか」という意味で確認されますが、ダイヤルの「1」を押して、ついに移行が確定しました。

電話の手続きまではよかったが

電話での移行の手続きが終わったら、郵送されてきたSIMに差し替えて、携帯端末〜管理人の場合はiPhone〜を再起動します。

格安SIMでは共通のことですが、SIMを差し替えただけでは電話やネットの通信を利用できません。物理的に電波は来ていますが、その通信回線共通のIDとパスワードと通信方式を指定する必要があります。これがAPNです。

Android端末では、「設定」のところから自分でAPN設定を行う必要がありますが、iPhone(iOS)の場合は設定ファイルをダウンロードすれば、自分で細かい設定値を入力する必要はありません。

LINEMOの場合でも、マニュアルにQRコードが載せられており、それをカメラで取れば、設定ファイルのダウンロードサイトにアクセスがなされ、自動設定することができます。

ところが、このマニュアルではダウンロードしてください、で終わりです。ところがダウンロードした後に、このファイルをインストールする必要があります。

複雑な手順ではないのですが、マニュアルでは説明されておらず、ちょっと不親切です。

またiPhoneの場合は、設定ファイルをネットからダウンロードする必要があるため、家の無線LANとか、友達のルーターとか、喫茶店のフリーネット回線の無線LANとか、いずれかの方法でインターネットにつないでおく必要があります。

マニュアルに書かれているQRコードをカメラで写し、そこから進んで、まずはAPN設定ファイルをダウンロードしておきます。

「設定」からプロファイルをインストールする

ここから先はマニュアルにないところです。以下に手順を示します。

1. 画面から「設定」を選びます。

2. 少し下にスクロールして、「一般」を選びます。

3. 上から2行目に「プロファイルがダウンロード済み」とあるので、そこを選びます。

4.「LINEMO APN」というプロファイルがインストールされているので、右上の青字「インストール」を押して、プロファイルをインストールします。

5. 不正インストールを防ぐため、パスコード(スマホのロックを解除する時に使う番号)を入力して、インストールを許可します。

6. 警告が出ますが、もう行くしかありません。右上の「インストール」を押してインストールを進めます。

7. おそらく数秒でインストールが完了します。右上の「完了」を押せばOKです。

ここで念のため、いったん電源を落として、再起動するといいでしょう。

4Gの電波を掴んだ

iPhoneのメイン画面の左上を見ていると、まず3Gの表示が出て、3Gの電波を掴んだことが分かります。

まもなく、4Gに切り替わりました。これで成功です。

すると、開通したかどうかを示すメールも来ました。家の固定電話に電話してみたら、ちゃんと鳴りました。

これでOKです。お疲れさまでした!

開通するとメールが届いた

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